株で大損しないための賢い利回り計算

株で大損をしやすいものというと、仕手筋による仕手株には注意しなければなりません。
仕手株は株価の低い銘柄をわざと大量に買い入れし、株取引が活発に行われているように見せかけることで投資家を誘い込む手法です。一時的に急騰するためそのわずかなタイミングを狙えば設けることもできる為、あえて狙いに行く強者もいます。
株式投資には、目先の利益を狙う短期投資と、会社の成長に期待して長い目でみて投資する、中・長期投資の二通りあります。一日で利益を上げるデイトレードは超短期投資といえますが、上手くいけば日銭が入る一方、目論見が外れれば、その日のうちに手仕舞いし、損失が出ます。そこまで短期でなくても、10%上がったら売ると、数値を定めて投資している人もいるでしょう。こちらも逆に10%下げたら損切りするというルールを併用するため、損失リスクは常に共存することになります。株がギャンブル的に見られるのは、そういう点もあるからでしょう。
一方で、目先の株価に一喜一憂せず、長い目で見て投資する人は利回りを重視します。超低金利時代ですから、配当利回りが高ければ、定期預金代りに保有できるからです。しかも配当利回りがかなり高い銘柄は、値下がりリスクも小さく一石二鳥です。
例えば、あおぞら銀行(東証1部・証券コード8304)は、配当性向50%目標を掲げ、2016年3月期は年間18.4円の配当を予想しています。売買単位は1,000株ですので、年間18,400円の配当収入を得ることができます。これに対し、株価は427円(2015年12月17日終値)ですので、投資額は427,000円で、配当利回りは4.3%の高利回りとなります。これだけの高利回り金融商品は外国債券でもめったにありませんので、きわめて有利な投資先といえます。
しかも銀行株は値動きも安定しているため、短期投資の対象としては面白くありませんが、長期保有の対象としては最適といえます。しかも業績が伸びれば増配も期待できるため、さらに利回りは高くなります。
株で大損しないためには、シビアに利回り計算をし、安定収益を確保することが大事なのです。